髪をブローする役割とその手順

ヘアサロンで思い通りの髪型に仕上げてもらったのに、翌日にはなんだかイメージが変わってしまった……という経験はありませんか? その原因のひとつとして考えられるのが、「ブロー」です。ヘアサロン帰りの美しいスタイリングと、艶のある髪を長持ちさせるには、正しいブローの方法を身につけることが欠かせません。そこで今回は、ブローをする役割とその手順について、一緒に勉強していきましょう。

ブローの役割

ブローというと単にドライヤーを使って髪を乾かすことと思われがちですが、正確には「ドライヤーで髪を乾かしながら、セットやスタイリングをする事」を意味します。正しい方法でブローをすることで、髪のくせを整え、形の崩れにくいスタイリングを作ることができるのです。また、ブローをすることで髪のキューティクルが整えられるため、艶のある髪に仕上げることもできます。ヘアサロンへ行った日の髪が艶やかでまとまって見えるのは、プロのテクニックでしっかりとブローをされているからなのです。

ブローの手順

髪のくせを整えて艶のあるヘアスタイルに仕上げるためには、正しい方法でブローを行うことが大切です。では、実際にブローの手順を詳しくみていきましょう。

1.タオルドライ

ドライヤーの時間をできるだけ少なくするためにも、まずはシャンプー後にタオルドライで髪と頭皮の水分をしっかりと取り除きましょう。このとき、ゴシゴシとタオルを力強くこすりつけるようにしてタオルドライをすると、髪同士の摩擦でキューティクルが剥がれてしまい、髪の傷みや切れ毛の原因になってしまうため、強めのタオルドライは厳禁です。タオルドライはできるだけ優しく、髪をタオルで包み、手もみをする感覚で水分をタオルに吸わせていくのがポイントです。


2.温風ドライ

ドライヤーの温風を使って、髪を乾かしていきます。まずは根元全体を乾かし、中間部分、毛先の順にドライヤーを当てていきましょう。髪は根元部分が最も乾きにくく、最初から全体的に乾かそうとすると、毛先にかけてオーバードライ(乾かしすぎ)の状態になってしまいます。それを防ぐためにも、まず根元から先に乾かしておくことがポイントです。温風ドライは8割ほどが乾いたら終了します。

3.ブラシを使ってブロー

ブローがしやすいように髪をブロッキングします。その後、少量ずつ毛束を手に取り、ドライヤーの温風を当てながら、根元からブラシを入れていきます。このときドライヤーの風量は「弱」に切り替え、ドライヤーの風を毛束に集中させるために、ノズルがあれば装着しましょう。ブラシは髪の内側からあて、毛先に向かってテンションをかけながら通していきます。

4.冷風を当てる

ブラッシングが終わったら、毛束を持ったまま冷風を当てて、髪を冷ましましょう。こうすることでドライヤーの熱で開いたままになっているキューティクルがしっかりと閉じ、水分が外へ流出することを防ぎます。そのため乾燥を防ぎ、髪に艶が生まれます。さらに髪の表面が整うので絡まりにくくなり、スタイルも固定されます。このように仕上げで冷風をあてる工程はスタイリングの上でとても重要な工程です。ブロッキングした毛束ごとに、3と4の工程を繰り返していけば完成です。

上手にブローするポイント

自分では難しそうなブローですが、ちょっとしたポイントを押さえるだけでヘアサロン帰りのような美しいスタイリングを再現できます。

ブラシを活用する

きれいなスタイリングをするために欠かせないのが、ブラシの活用。忙しい朝やショートヘアの方のなかには、手グシでスタイルを整えようとする方もいるかもしれません。しかしながらブラシを通すことでキューティクルが整い、艶が出て、髪の引っ掛かりやもつれも取り除かれるためしっかり活用するべきです。

全体の80%がドライできた状態からブラシを入れる

髪は100%乾いた状態までいくとキューティクルが閉じスタイルが固定されます。スタイリングの前段階にうまくブローをするためには髪の状態に注意する必要があります。そのため髪は完全に乾かすのではなく8割ほど乾いた状態で温風でのドライを終え、ブローを始めるのがポイントです。

1回にブローする量は、5cm幅程度にする

ブローをする際には髪を上下にブロッキングして、下側の髪からスタートします。このとき、毛束を多く取りすぎず、5cm幅程度ずつ行うのがポイントです。ブラシは内側から根元、中間、毛先へと通していき、ドライヤーは髪の毛に対して45度の角度で当てていきます。

性能が良いドライヤーを使用する

ブローの仕上がりはドライヤーの性能によっても変わってきます。髪は、濡れたままの状態が長いほど傷みやすくなりますので、風量が大きく、速乾性に優れたものがおすすめです。また、マイナスイオン機能などが付いたものを使うと、髪へのダメージも軽減できます。

クレイツにはブロー用のブラシや髪へのダメージに考慮したクレイツイオン対応のドライヤーが揃っております。

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