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巻き髪や、ヘアアレンジを多く楽しむことが出来る「ミディアム」「セミロング」。
せっかくの長い髪を、いつも同じ様なヘアスタイルに仕上げていませんか?
今回は、いま持っているコテ(カールアイロン)やアイロン(ストレートアイロン)
ロールブラシアイロンでも出来る、簡単なスタイリング方法をご紹介して参ります!
ヘアスタイルのレパートリーを増やす事はモチロン
なりたいスタイルに合わせたコテ・アイロン選びにも、役立つ内容となっております☆
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◆ミディアム・セミロングをスタイリングする前に! 覚えて欲しい用語集!
ミディアム・セミロングをスタイリングする前に
これだけは覚えておきたい用語をご紹介します★
◇毛束
コテやロールブラシアイロンに巻き付ける、あるいはアイロンにあてる髪の毛のことです。
一回に巻く・あてる毛束は、このぐらいを目安にして下さいね♪
◇ブロッキング
髪の毛を部分ごとに、かたまりで分けることです。
髪の毛にコテやアイロンで熱を与える際、一度にはさむ髪の量が多いと
髪の内側しかカールがついていない…髪の表面だけ外ハネしている…
といった、仕上がりの差が出てしまうことがあります!
特に、ミディアム・セミロングの場合
髪の長さに加え、髪の量も多くなるため
アイロン・コテを通す髪の量を調整することが重要になって参ります。
ブロッキングをしっかり行うことで、仕上がりの差をなくすとともに
スタイリングもスムーズに行うことができ
また、髪へ均一に熱があたることでツヤ感などもアップしますよ♡
★ブロッキングに使用しているヘアクリップはこちら★
「クリップ跡がつきにくいから、巻いた後の髪にとめても崩れにくい!」
◇クールチップ
コテ(カールアイロン)やロールブラシアイロンの先端部分にあたる
キャップのことです。
クールチップをつまんで、コテやロールブラシアイロンを固定する場面が多々あります!
◇フリッパー
フリッパーとは、髪の毛を挟んで滑り落ちにくくするための部品です!
コテ(カールアイロン)で巻き髪スタイリングを行うとき、このフリッパーの向きで
内巻き・外巻きを巻き分けることが出来ます。
◇プレート
プレートとは、アイロン(ストレートアイロン)の熱が入る部品です。
こちらに髪を挟んで、伸ばしたり巻いたりします!
◆目 次◆(やってみたいヘアスタイル画像を選んでくださいね♪)
毛先のナチュラルな内巻きは世代を問わず人気♡
★ポイント:毛先をくるんとさせるだけ♪
オススメの髪の長さ:肩~鎖骨あたりまで
浮遊感が魅力♡技アリゆるふわカール♪
★ポイント:ヘアアレンジのベース作りにもおすすめ♡
オススメの髪の長さ:鎖骨~胸あたりまで
やわらかな束感カールで女子度アップ!
★ポイント:コテが苦手な方でも簡単巻き髪♪
オススメの髪の長さ:胸上~胸あたりまで
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【アイロンで作る!】毛先のナチュラルな内巻きは世代を問わず人気♡
☆スタイリング前
肩から鎖骨あたりのミディアムさんは、まだ髪全体の重さがないため
毛先があちこちにハネがち…
伸ばしかけの方にも、ぜひお試し頂きたいスタイリングです♡
☆使うのは「アイロン(ストレートアイロン)」
癖毛も伸ばしたい! 毛先のカールもつけたい!
といった方のご希望を、アイロン1本で叶えることが出来ます!
★スタイリングポイント①下の毛束から順番に巻いて、仕上がりよく♪
癖を伸ばしながら、毛先にカールをつける場合
髪をプレートでしっかり挟みながら、引っぱりつつスタイリングを行う必要があります。
仕上がりよく・手際よくスタイリングするために
耳後ろ下側の毛束→耳前下側の毛束→耳後ろ上の毛束→耳前上側の毛束の順番で
アイロンを通すことをオススメします!
それぞれの毛束に順番にアイロンを通していくことで
スタイリングをスムーズに行えると共に、根本近くからしっかりはさむことが出来
ツヤ感の向上にも繋がりますよ☆
★スタイリングポイント②アイロンをスライドさせつつ、毛束をあごの前に持ってくる!
耳後ろ下側の毛束からスタート!
根元から5~7cm離れた位置の髪をアイロンで挟んだら
アイロンを固定するために、先端部分を空いている手でつまみましょう!
毛束をしっかりプレスしながら、ゆっくりスライドさせつつ
アイロンをあごの方へ持っていきます。
アイロンがあごの前にきたら
アルファベットの「J」を描くようにアイロンを半回転させ内側に巻き上げましょう!
巻き終えた後は、プレートのサイド部分が真横を向きます!
髪の毛を挟みながら、アイロンをあごの方へスライドすることで
毛束に適度なテンション(髪を引っぱる力)がかかり
癖もしっかり伸ばすことが出来、毛先のカールも出やすくなります☆
耳後ろ下側の毛束を巻き終えたら、耳前の毛束も同じ要領で巻いちゃいましょう!
下側の毛束を巻き終えたら、ブロッキングしておいた上側の髪も
同じく前後に2分割して巻いてあげます!
半分を4回に分けて巻き終えたら
反対側も、同じ順序でスタイリングして下さいね♡
★スタイリングポイント③キレイな仕上がりの秘訣は毛束のコントロール!
髪をしっかりはさんでいても
アイロンをスライドさせることで、髪の毛がパラパラとこぼれたりしていませんか?
特に、毛束の中間付近で髪の毛が逃げやすいため
毛先を持って髪を固定することで、熱ムラや伸び具合の差が出にくくなりますよ♪
☆完成
髪の毛の癖もしっかり伸ばしつつ、ナチュラルな内巻きが出来上がりました!
毛先にワンカール入れるだけで、キチンと見えのスタイルに仕上がりますので
オンでもオフでも使える、万能スタイリングとなります♡
□動画を見ながら練習してみる!
□もっと詳しくスタイリングを見てみる!
★スタイリングで使用した商品はこちら★
「しっかり伸ばせる!毛先のカールもカンタン!」
【コテで作る!】浮遊感が魅力♡技アリゆるふわカール♪
☆スタイリング前
鎖骨~胸あたりのミディアムさん&セミロングさんは
ストレートのままだと、何だか垢抜けないスタイル…
ゆるふわカールで、こなれ感を出していきましょう!
☆使うのは「32mmのコテ(カールアイロン)」
髪の長さが鎖骨まであったら、コテでの巻き髪スタイリングが格段に行いやすくなります!
コテ初心者の方にも、ぜひお試し頂きたいスタイリングです!
★スタイリングポイント①下の毛束から順番に巻いて、仕上がりよく+ダメージ減!
コテでの巻き髪を行う際、気になるのは髪へのダメージ…
髪の傷みを抑えるためにも、コテに当てる時間を減らすことが重要になって参ります!
ダメージを抑えながらスタイリングするために
耳後ろ下の毛束→耳前下の毛束(※外巻き)→耳後ろ上の毛束→耳前上の毛束の順番で
コテを通すことをオススメします!
スタイリングを円滑に行えるほか、髪へ均一に熱が通るため
ツヤ感・まとまり感のアップにも繋がりますよ☆
★スタイリングポイント②フリッパーのロゴを基準にすると、左右の巻き方に迷わない!
「コテで巻き髪を作りたいけれど、左右対称に巻けない…」
コテに苦手意識を持つ方の多くが感じている、このお悩み…
鏡を見ながらスタイリングするため、髪を挟む方向や
巻く方向を考えながらスタイリングするとなると、混乱してしまいますよね。
でも、クレイツの製品をお使いいただくと、そんなお悩みが解消できちゃいます!
フリッパーに部分に彫られた「CREATE ION(クレイツ)」のロゴの向きに気を付けるだけで
戸惑うこと無く、左右それぞれの巻き髪がすんなりと行えます☆
◆内巻きの場合
◇左側:フリッパーのロゴを、【内側】に向けて髪をはさみます。
◇右側:フリッパーのロゴを、【外側】に向けて髪をはさみます。
◆外巻きの場合
◇左側:フリッパーのロゴを、【外側】に向けて髪をはさみます。
◇右側:フリッパーのロゴを、【内側】に向けて髪をはさみます。
こちらをもとに、実際にスタイリングを行ってみましょう!
★スタイリングポイント③顔周りの1束に外巻きを加え、アクセントに!
内巻き(フォワード巻き)のみ・外巻き(リバース巻き)のみ・ミックス巻きではなく
顔周りの1束にだけ外巻きを加えることで、ありがちな巻き髪スタイルとは
一線を画す、こなれ感ただよう巻き髪スタイルに仕上がります!
外巻きを入れる毛束は、「下側耳前の毛束」。
他の毛束は、内巻きで仕上げていきましょう♪
耳後ろ下側の毛束からスタート!
根元から5cm~7cm離れた位置の髪をフリッパーで挟んだら
そのまま、毛先の方までコテを滑らせます。
毛先まで滑らせたら、すばやく利手と逆の手でクールチップをつかみましょう。
これにより、コテを安定させると共に、髪を巻き付けることもカンタンに出来ますよ♪
毛先から内巻きに巻き上げたあとは、そのまま3〜5秒間キープし
アイロンを縦に抜いていきます。
耳後ろ下側の毛束を、左右どちらも巻き終えたら
アクセントとなる外巻きを、耳前下側の毛束に入れていきます!
根元から5cm~7cm離れた位置の髪をフリッパーで挟み、毛先の方までコテを滑らせ
毛先から外巻きに巻き上げましょう☆
下側の毛束を全て巻き終えたら、上側の毛束も前後に分けて
内巻きにしてあげて下さいね♡
☆完成
顔周りに外巻きを加えただけで、こなれ感のある巻き髪スタイルに!
ハーフアップなどの、ヘアアレンジをプラスしても◎
□動画を見ながら練習してみる!
□もっと詳しくスタイリングを見てみる!
★スタイリングで使用した商品はこちら★
「美容師さんのファン多数!業務用の高性能コテ!」
【ロールブラシアイロンで作る!】やわらかな束感カールで女子度アップ!
☆スタイリング前
胸上~胸あたりのミディアムさん&セミロングさんは
ヘアアレンジも巻き髪も、一番楽しめる長さ♪
巻き下ろしのスタイルで、女子の魅力を発揮させちゃいましょう!
☆使うのは「26mmのロールブラシアイロン」
アイロン初心者さんでも不器用さんでも、安心して使用いただけるロールブラシアイロン。
26mmのロールブラシアイロンを用いることで、コテの32mmの巻き味が
手軽に出せますよ♪
★スタイリングポイント①顔周りの毛束から順番に巻いて、カール感をしっかり出す!
ヤケドの心配がほとんど無いロールブラシアイロンですが
その分、髪への熱の伝わり方もおだやか。
目立ちやすい顔周りの毛を先に巻き、全体を巻き終わるまで
しっかり冷ますことで、カール感がしっかり出せます♡
顔周りの毛束→耳後ろ下の毛束(※外巻き)→耳上の毛束の順番で、スタイリングをご説明して参ります!
★スタイリングポイント②内巻き2束+外巻き1束でふんわり感アップ♪
ロールブラシアイロンでの巻き髪は束感が出やすいため、全て内巻き・全て外巻きで仕上げると
なんだか古いスタイルに…
巻く方向を1束だけ変えると、カンタンにふんわり感を出すと共に
絶妙な巻き髪スタイルに出来上がります!
外巻きを入れる毛束は、「下側耳後ろの毛束」。
他の毛束は、内巻きで仕上げていきましょう♪
顔周りの毛束からスタート!
根元から5cm~7cm離れた位置の髪に、ロールブラシアイロンを前から入れ込みます。
このとき、ロールブラシアイロンを毛束に当て込むだけではなく
毛束をロールブラシアイロンに入れ込む方が、しっかりとブラシの根元まで髪が入り込みますよ♪
毛先を利き手とは逆の手でつかんで、毛束を動かすと◎
ロールブラシアイロンに毛束を差し込んだら、髪の毛が逃げることのないよう
利き手とは逆の手を添えながら、そのまま毛先の方まで滑らせます。
毛先まで滑らせたら、引き続き手を添えながら
髪を内側に1.5〜2回転巻き上げます。
※ロールブラシアイロンに髪を2回転以上巻き込むと、ブラシ部分に絡んでしまうことがあります!
くれぐれも、2回転までにとどめてくださいね!
巻き上げたら、そのまま手を添えて3〜5秒間キープします。
ブラシ部分を隠すように手を添えることで、毛束が浮くのを防ぎます!
ロールブラシアイロンを毛束から外すときは、1回転ほど巻き戻してから
縦に抜き取りましょう!
抜き取るときも、ロールブラシアイロンを下へ引っぱるばかりでは無く
毛束を上に持ち上げつつ抜き取ると、すんなりとアイロンを外せますよ♡
顔周りの毛束を、左右どちらも巻き終えたら
ふんわり感のもととなる外巻きを、耳後ろ下側の毛束に入れていきます!
根元から5cm~7cm離れた位置の髪に、ロールブラシアイロンを
今度は後ろ側から入れ込みます。
このときも、毛先を利き手とは逆の手でつかんで
毛束をロールブラシアイロンに入れ込む方が、しっかりとブラシの根元まで髪が入り込みます!
毛先まで滑らせて、手を添えながら外巻きに1.5〜2回転巻き上げて仕上げます☆
耳後ろ下側の毛束を、左右とも外巻きに仕上げたら
上側の毛束はそれぞれ内巻きにして、スタイルを完成させましょう!♡
★スタイリングポイント③軽めにほぐして馴染ませて♡
全体的に髪が冷めたら、軽く手ぐしを通す程度にほぐします。
やわらかいカールのため、しっかりほぐすと せっかくのカールが崩れることも!
なじませる程度でOKです☆
☆完成
ヤケドすることなく、ふんわりとした束感カールスタイルが出来上がりました♡
やわらかなカールのため、「巻きが取れないか心配…」といった方は
仕上げに重さの少ないスタイリング剤をつけると、キープ力が増しますよ♪
□動画を見ながら練習してみる!
□もっと詳しくスタイリングを見てみる!
★スタイリングで使用した商品はこちら★
「ヤケドしにくいのに、しっかりスタイリング♡」
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巻き髪もアレンジも、幅広く楽しめる「ミディアム」「セミロング」。
こちらのコラムを参考に、今持っているコテ・アイロンで
いつもと違うヘアスタイルにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?