【スタイリング剤】アイロン・コテ前に何かつける?【アウトバストリートメント】

【スタイリング剤】アイロン・コテ前に何かつける?【アウトバストリートメント】

ヘアスタイルをキープするためにつける、スタイリング剤(整髪料)。
広がりやパサつきを抑える事の出来る、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)。

たくさんの種類が 美容室やドラッグストアに並んでいるけれど、アイロン・コテ前に使用して良いのか分からないまま使っている…そんな方、多いのでは無いのでしょうか。

今回は、アイロン・コテ前にスタイリング剤やアウトバストリートメントを使用することで出てくる、髪への影響についてご説明して参ります!

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◆目次◆

1.【基礎知識】コテやアイロンで髪の形が変わる理由は?
2.影響①コテ・アイロンで形がつきにくくなるかも!
3.影響②逆に髪が傷んでしまうことも!
4.スタイリング剤・アウトバストリートメントをつけるタイミングとは?

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1.【基礎知識】コテやアイロンで髪の形が変わる理由は?


コテ・アイロンのほか、ドライヤーやホットカーラーなど 髪に熱を与える機器は 髪の「水素結合」と呼ばれる性質を使用して、髪を形作っています。

ご経験がある方も多いかと思いますが…髪は完全に乾いているのに、コテやアイロンを使うと 髪から煙の様な、白っぽい気体が出てきたことはありませんか?


いわゆる「湯気(蒸気)」でして、髪の毛は 乾いている状態でも内部に水分が保持されており、この水分を数% コテ・アイロンの熱によって飛ばすことで カールやストレートの形を作っているという訳です♪


「水素結合」は、髪が濡れている・湿っているときは結びつきが切れており、「もうちょっとで髪が乾く」といった時に、固定され始めます。

つまり、髪の毛は「髪が乾くその時にしか 形が決まらない」ということなんです!

また、髪の毛は8割以上がタンパク質で出来ています。

生卵に熱を加えると、ゆで卵になるのと同じ原理で髪の毛だって、熱を与えすぎると固まってしまいます。


髪内部のタンパク質が集まって固まってしまうと、あちこちに埋まらない空洞(ダメージホール)が出来てしまい、キューティクルが剥がれた場所から、髪内部の成分や水分が流出しやすくなります。

これを「タンパク質の熱変性(タンパク変性)」と呼び、髪が濡れていると、約60℃ぐらいから熱変性が始まってしまいます!

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2.影響①コテ・アイロンで形がつきにくくなるかも!


お肌のケアの場合、潤いを閉じ込めるために 乳液などでフタをするように保湿を行いますよね。

髪に、スタイリング剤(整髪料)や アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)がついている状態も 肌と同じく、髪表面にフタをするように膜がはられています。(皮膜)

膜があると、熱によるダメージをバリアしてくれる様な印象を持ちますが ご案内の通り、コテやアイロンは 髪内部の水分を飛ばすことで、巻き髪やストレートヘアを作っています。

つまり、コテ・アイロン前にスタイリング剤やアウトバストリートメントを髪に塗ってしまうと 髪内部の水分の蒸発を阻害することとなります!

結果的に、巻き髪やストレートがうまく作れず 熱を与える時間が増えたり、高温じゃないとクセがつかない事も…!

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3.影響②逆に髪が傷んでしまうことも!

ミスト・セラム・ローション系の、スタイリング剤(整髪料)や アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を、コテ・アイロン前に使っている方 少なくないかと思います。

でも ちょっと待ってください!
びしょびしょだったり しっとりしていたり、かなり水気の多い状態で コテ・アイロンを当てていませんか?

髪が濡れているとき、髪の表面にある「キューティクル」が水分によって柔らかくなっており、コテ・アイロンを滑らせるだけでキューティクルが傷ついたり剥がれたりすることも!


また、ご案内した「タンパク質の熱変性(タンパク変性) 」は髪が濡れていると、約60℃ぐらいから始まってしまいます!

そのため、濡れ髪・湿り髪にコテやアイロンを使った場合は 髪の内部のタンパク質達が偏って固まり、埋まらない空洞(ダメージホール)を作ることとなります…!!

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4.スタイリング剤・アウトバストリートメントをつけるタイミングとは?


スタイリング剤(整髪料)・アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)の、効果的な使用タイミングについてご説明いたします!

◆スタイリング剤をつけるならアイロン・コテ後に!

スタイリング剤(整髪料)がついた髪にアイロン・コテを使用した場合、熱が伝わりにくく理想のカールヘア・ストレートヘアが実現できない可能性があります。

巻いた後・ストレートにした後に、ヘアスタイルをキープさせる目的で使用することを推奨いたします!

また、ヘアアレンジや まとめ髪の時に 髪を扱いやすくするためにスタイリング剤を使用する方も多数おいでかと思いますが、同じく「アイロン・コテで巻いた後」に使うことで 余計な熱を与えることが無くなり、さらに「ヘアアレンジ直後」に使うことでヘアスタイルを持たせることが叶います☆

◆アウトバストリートメントは むしろドライヤー前の方がオススメ!


アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を愛用している方の多くは、ヘアダメージを考慮して日々使用されていることと思います。

実は、髪の傷みって髪表面にあるキューティクルの傷みなんです!

髪表面にうろこ状に重なっているキューティクルは、ヘアカラーやアイロン・コテのほか 日常的なブラッシングやシャンプーなどでも傷ついちゃう、なんとも儚い存在…。

特に髪が濡れている時は、キューティクルが柔らかく開いた状態になっており タオルでゴシゴシするだけでも傷つくことがあります!
キューティクルが傷つき剥がれると、髪のツヤは減り手触りも低下、パサつきや毛先のまとまりの無さなど、ヘアダメージが顕著に現れます。


そのため、ドライヤー前の濡れ髪に少しだけ塗布することで、水分で柔らかくなったキューティクルどうしの擦れ・剥がれなどのヘアダメージを、軽減する効果が期待できます。

塗り過ぎると、かえって乾きにくいベタベタとした髪になるため「気持ち少なめの量」を意識しましょう!

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その他、紫外線の強い季節は髪にも日焼け止めやUV対策を…乾燥する時期は、オイル系のスタイリング剤やアウトバストリートメントで髪を保護する…など、シーズンに合わせてチョイスを変えることで、ヘアスタイルをキープしつつ髪にも優しい環境を作る事が叶います!

もちろん、スタイリング剤・アウトバストリートメントのついた頭は、頭皮の健康のためにも しっかり洗髪することもお忘れ無く!

他にも、髪の傷みについてのコラムをご用意しておりますので あわせてご参考いただけますと幸いです♡

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